【第66回富士登山競走】死闘!?レース編

富士登山競走五合目コースの概要はざっとこんな感じです。

ポイント 距離 標高 区間距離 区間標高差
富士吉田市役所 0km 770m 0km 0m
中の茶屋 7.2km 1,110m 7.2km 340m
馬返し 10.8km 1,450m 3.6km 340m
五合目 15km 2,230m 4.2km 780m

 

それと当日の格好はこんな感じでした。

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シューズはこれで勝負シューズ引退となるターサーゲイル。

給水ボトルは用意していきましたが当日の判断で携帯せず。

出来るだけ身軽にしたかったので。

 

目標とまではしないものの、試走などの結果から2時間10分ぐらいだろうと予想は出来ていたので、2時間10分を切れたら嬉しいな、といった思いでスタートしました。

「最後まで自分に負けないこと」が目標です!!

 

スタートロスは38秒ぐらい。

並ぶのが遅すぎたかと思いましたがタイムロスは少なかったです。

最初は500m程のフラットな直線。

自分が出来るだけ速くゴールにたどり着くにはどうすれば良いかを考えたところ、傾斜の緩いところでタイムを稼ぐしかないと思っていたので、スタート直後から積極的に行きます。

前のランナーがグイグイ周りを追い抜きながら進んでいくので、その後ろをピッタリとくっついて走りました。

交差点を左折して上りが始まってからはマイペースで、呼吸が乱れないギリギリのラインを探りながら進みます。

 

1kmのラップは4’44。

中の茶屋までのプランは、キロ4分台で入ってキロ5分台をキープし、最後の1kmはキロ6分前後、これが想定していた中での1番良いパターン。

そして実際の結果は、

1km  4’44
2km  5’08
3km  4’57
4km  5’25
5km  5’44
6km  5’54
7km  6’06

パーフェクトラップ!(ケインコスギ風)

 

浅間神社の給水は取りませんでした。

汗はかいていましたが喉の渇きは全く感じなかったのでウォーターローディングが成功していると判断。

それでも30℃近くあるだろうから給水は取るべきなのでしょうけど、右折してその後右にカーブしていくというコースの中、給水テーブルが左側にあったので、最短コースを通るためにスルーしました。

ちょっとでもタイムを稼ぐための涙ぐましい努力(^^ゞ

 

スタートと中の茶屋手前、残り1kmぐらいのところの動画。

10:30ぐらいから登場します。

私、体重60kgで決して太っている方ではないはずなのに重そうに見えます。

走り方のせいもあるでしょうが、周りのランナーが絞れすぎですよね…(;´Д`)

 

市役所、中の茶屋間のタイムは39’30。

スタートロスを除けば38分台なので、40分台でも問題ないと思っていた中でのこの結果は出来すぎ。

感覚的にも無理をした感じはなかったので最高の滑り出しです。

中の茶屋の給水は歩きながらしっかりと取り、レモンもいただきました。

 

次の馬返しまでは、直前の試走でキロ6分台、キロ7分台、キロ8分台、キロ9分台と、綺麗に下がっていって、これが自分の走力にもちょうど合っていると思ったので目安にしました。

あ、コースには距離表示がないので全てガーミン計測です。

実際の結果は、

8.2km  6’23
9.2km  7’17
10.2km  7’56
10.8km  8’57

ヤリスギラップ!

 

今思うと、ここでの後半の頑張りが余計だったのかもしれません…

馬返し以降は歩きで休めるという考えがあったので、一度は歩いても良いとしていたこの区間を歩くどころかガシガシと走り切りました。

キロ9分に近いですけど…(^^ゞ

 

市役所、馬返し(給水前)のタイムは1:05’22。
(公式の通過点(給水後)では1:06’07)

中の茶屋、馬返し(給水前)間だと25’52。

 

無茶をしたという意識はありませんが、自分にしてはかなり速いタイムで来れたので、馬返しエイドで休憩します。

ご褒美に長めに休んでもOKでしょ!

コースを脇に外れてゆっくりと給水、給食。

中の茶屋スタートの試走でしたが、ここで2分半休んでその後を快調に登れたので、2分は休んでもいいんじゃない?なんて思っていました。

ところが、次々と目の前を通り過ぎていく選手を見ていると焦ってしまいゆっくり休めず。

ゴールタイムに対しても欲が出てきたので、休憩は33秒しか取らずに再びスタートしてしまいました。

湿度があって熱がこもる感じがしたので首筋に水をかけてから出発。

それを見たエイドのお兄さんが気をきかせてさらに水をかけてくれたので全身ビショビショ(笑)

でも気持ちよかったです!

 

ここからは未舗装のトレイル区間。

直前の試走と同じように”はや歩き選手権”という意識で行きます。

馬返しを過ぎるとすぐに階段があるのですが、その階段の一歩目で自分の身体の状態に始めて気が付きました。

 

乳酸MAXだ…(((( ;°Д°))))

 

とてつもなく足が重いのです。

30秒程度の休憩では全く回復できていませんでした。

まだ道幅は広いのでコースの脇で休むという選択肢もありましたが、進み始めたのに止まるというのは自分に負けた行為な気がするので止まることが出来ず。

歩きながらこれからどうするかを考えます。

直前の試走でのこの区間のタイムが58分台だったので、それと同じぐらいか1時間ちょうどぐらいを考えていました。

しかしこの状態ではどう考えても無理!

かといって止まるのも悔しい。

そこでゆっくりと歩きながら、回復を待つことにしました。

 

このコースを進みながら乳酸が除去されるなんてことはあるのだろうか…

 

どんどん抜かされていきますが、回復を信じてゆっくりと登ります。

すると、1km進んだぐらい、確か二合目あたりだったと思うのですが、足がスッと軽くなる感覚がありました。

 

キタ━(゚∀゚)━!!!!!

 

待ったかいがありました!

ここからはガシガシ登っていくぞ!!

と思ったのも束の間。

見ての通り富士山は上に行くほど傾斜が急になっていて、このコースもまさにその通りになっています。

やっと乳酸が除去されたと思ったら、また新たな乳酸が溜まり始めてしまいました(;´Д`)

 

富士登山競走、、、甘くなかった。

 

止まるという選択肢は既に捨てていたのでここで覚悟を決めました。

この状態のまま最後まで行くしかない!

そして覚悟を決めた途端、私の脳は冬眠状態に入りました。

そこからの記憶が飛んでいるのです。

 

長い長い乳酸地獄。

 

重い足を無理やり動かしながら、最短コースがどこかだけを見極めて、つまずくと足が攣ってしまいそうだったので、つまずかないように気をつけながら進んだことだけ憶えています。

二合五勺に給水所があったはずですが全く憶えていません。

他に憶えていることといえば、カモシカのように華麗に駆け上がっていく女性の方と、力んだ瞬間にオナラが出てしまった男性のことだけ(笑)

その後回復することはなかったので、この区間でかなり順位は落ちたと思います。

 

脳が冬眠から覚めたのは四合五勺あたり?

終盤は走れる場所が少し増えてくるので「走らなきゃ!」と気力を振り絞りだした頃からは記憶があります。

 

数少ない平らな部分や緩やかな傾斜で走りますが、登りと使う筋肉が違うのか、走っているのに足が休まっているという不思議な感じがします。

100mだけでも平地が続いてくれればかなり楽になりそうですが、そうはさせてくれないのが富士山。

束の間の休息ですぐに登りが始まり、そしてまた乳酸地獄…(;´Д`)

 

滝沢林道に出る手前ぐらいだったでしょうか。

応援の方が、「最後まで走り切れば10分切れるよ!」と声をかけてくれました。

馬返しからは惰性のように全くキレなく登ってきてしまい、ゴールタイムもさっぱりわからない状態だったので、この言葉には救われました。

最後まで気持ちを切らさずに登り切ろう!

 

ん?でも「走り切れば…」ってことは走りきらないとダメってこと?

 

考えたって仕方ない!

今やれることはベストを尽くす!ただそれだけ!!

 

舗装された滝沢林道を歩幅は靴1足分もないんじゃないかというぐらいですがかろうじて走ります。

幸い歩いている人よりは速い(^^;

再び山道に入り、走れないけど全力で登る。

もう残りは500mもないはず!

また「10分切れるよ!」と声をかけてくれる方がいる。

悔いを残さないようにやれることをやる!

 

最後の滝沢林道に出るところではさらに多くの応援が。

ここにてーいさんとほしこさんがいるのかな?と見上げてみたけど、キツ過ぎて0.1秒ぐらいしか頭を上げられなくて確認できません(^^ゞ

てーいさん、ほしこさん、ponkoさん、イタさんが応援してくれていたらしいです。

 

最後は200mぐらいの直線。もちろん登り(^^;

歩幅を靴1.5足分ぐらいまで伸ばして目の前に見えたゴールを目指す。

近付くと時計が見えて、2時間8分台の表示。

10分切りは確実!

馬返しからのトレイル区間が思い通りにいかなかったので、やり切った感はなく、ホッとしたような気持ちでゴールしました。

 

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【2:08’43】

 

ゴール直後は立っていられずに、そばに敷いてあったマットに倒れこみました。

乳酸地獄からの開放~(´∀`)

 

馬返しからゴールまでは1:02’48。

直前の試走よりだいぶ時間がかかってしまいましたが、仮に馬返しで2分多く休んだとしても結果的には同じぐらいのタイムになりそうです。

馬返しまでを抑えて走ったとしてもやっぱり同じぐらいのタイムになりそう。

結局はこれが自分の実力だったのだと思います。

五合目コースを完走してわかったことは、今のままでは絶対に山頂コース完走はないということ。

そもそも馬返しで休もうと思ってるようでは日本一の山を制するのは無理ですね(´∀`;

 

今回の挑戦は練習も含めて良い経験となりました。

苦手な上りを克服したとまでは言えないかもしれませんが、走力相応な結果は出せたのではないかと思います。

結果全てに満足したわけではないけど、もっと坂を走りたいと思えるようになったし、もっと山に強いランナーになりたいと思うようにもなりました。

来年山頂を目指すかどうかは別にして、今後も坂の練習は継続していこうと思っています。

 

富士山と富士登山競走に関わる全ての皆様に感謝!

 

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コメント

  1. レースレポ待ってましたよ~♪
    少しの反省も含め、いいレースでしたね!
    この流れで今シーズンもガンガン行っちゃってください!
    きっと山頂もありですよ♪

    1. 大変お待たせいたしました!
      いいレースとなったのは
      練習にお付き合いいただいたみなさんのお陰です。
      来年山頂を目指すとかの前に今シーズン山頂に行っておきたい!
      って、もうすぐシーズン終わりではないか~(((( ;°Д°))))

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