東京マラソン2013【前半編】

東京マラソン2013【スタート編】からの続きです。

* * * * *

 

体が温まれば尿意さんはどこかに行ってくれるかもしれない、と思い、ビニールポンチョは脱がずにスタート。

いきなり下の話で始めてしまった…(笑)

たとえトイレに寄るとしても、タイムロスを考えると出来るだけ先の並んでいないトイレまで行きたいところ。

 

以下、1kmごとのラップはガーミンのオートラップによるもので、少しタイムとのずれがあります。

 


【0~5km】 25:08 (0:27:08)
5:22 – 6:08 – 4:20 – 4:26 – 4:24

 

いよいよ始まった夢の東京マラソン。

最初の1キロは混雑でペースが上げられない。

巨大な気ぐるみのランナーがいたり、ギターで弾き語りしながら走っているランナーがいたり…

接触すると危険なので出来るだけ周りのペースに合わせて走る。

 

沿道には数多くの応援が。

皆さん名前を書いた紙や横断幕を掲げている。

これが東京マラソンかぁ(*^ー^)

 

新宿大ガードをくぐり歌舞伎町へ。

こんなところをガチで走れるなんて幸せだなぁ…

と思いたいが、尿意さんのプレッシャーがハンパない!(笑)

このままでは折角の東京マラソンを楽しめないと判断し、スタートから1.3キロであっさりとピットイン(^_^;

実はこの時点で15分切りはもう無理だと思っていた。

予定では、4’30/kmのイーブンペースで3:09’51。
それにスタートまでのロスと後半の落ち込み、合わせて5分以内に抑えれば3時間15分を切れるという計算。

トイレに寄る時間などは全く計算には入れていない…

しかし、グロスで切れなくてもネットタイムでは切れるかもしれないし、最悪、3時間19分の自己ベストを更新するという目標もある。

後からラップを見ると、ピットイン時間は2分ぐらいだったみたい。

スタートまでのロスが2分。

スタート後の混雑で1分。

トイレで2分。

2キロも行かずに5分の貯金を全て使いきってしまった(笑)

 

コースに戻り再び走り出す。

追い風もあり日向部分は暖かく感じるぐらい。

来ていたポンチョを走りながら脱ぐ。

すると沿道のおば様が「ゴミ貰うよ!」と。

東京の人、、、暖かいです(´∀`)

脱ぎ切れずにそこでは渡せなかったが、その先のゴミ袋を持ったボランティアの方に受け取っていただいた。

前に、東京マラソンはちょっと充実し過ぎだ、と書いたのはこういった部分もある。

他の大会では補給したジェルのゴミとか、捨て損ねた給水コップだとかを次の給水所まで持って走ったりするのだが、そういった必要が全くない。

もちろんそれはとってもありがたい事なんだけど…

 


【5~10km】 22:55 (0:50:03)
4:27 – 4:13 – 4:23 – 4:28 – 4:41

 

沿道の声援に「んちゃっ!」と答えつつ頭の中を整理する。

当初の目標達成が厳しい状況になったが本当に無理なのか。

ペースを上げて貯金を少しでも取り戻せばまだ可能なのでは?

いや、上げなくてもゴールまで4’30/kmをキープし続ければまだ15分を切ることが出来る。

なんだ、まだ選択肢がふたつもあるではないか!(笑)

ペースを上げて貯金を作るか、ゴールまで同じペースを貫き通すか…

長いフルマラソン。諦めるにはあまりにも早すぎる。

 

ペースを少し上げるだけで後半のダメージが大きく変わるのは練習でもレースでも経験済み。

そもそも速いスピードを維持するのが大の苦手だったりする。

誰でもそうか…

よって、選んだのは後者。

ゴールまで4’30/kmで走りきってやろうじゃないの!

少しの失速も許されない崖っぷちの状況。

なんだか楽しくなってきたぞ(笑)

前向きに考えられたのは絶え間なく続く沿道の応援と一緒に走っている仲間、沿道で応援してくれている仲間のおかげです。

 

東京マラソンの独特な雰囲気にも慣れてきた。

尿意さんとおさらばして心配事はもうない、、、と言いたいところだが、実は他にもトラブルが…

走り出してすぐにマメが出来そうな感覚があって、その予感が的中。

10キロも行かないうちに左右両方の足裏と小指にマメが出来てしまった。

特に足裏は着地をする度に痛くて仕方ないのだが、これは我慢をすれば走れる部類のトラブルとしてペースは落とさずに耐える。

マメを気にしてフォームが変わると、後半でどこかにダメージが出てしまうと思ったので、とにかく気にしないように。

足の痛みはあったが、まだ15分切りを諦めなくてよいとわかったことで、やる気が湧き、気持ちは前向きになっていた。

 

ここで思い出したのは多くの方から聞いていた情報。

東京マラソンのコースは序盤の7kmが下っていて、自然とペースが上がってしまい、そこでの走り方次第で後半が決まってくるらしい。

そういえばトイレを出てからは遅れを取り戻したい気持ちがあって少しペースが速すぎたような…

先は長い。少し足を休ませよう。

終盤の失速が許されない状況となったので、ここで数キロだけだが、少しだけペースを落として足を温存する作戦をとった。

 


【10~15km】 22:27 (1:12:30)
4:27 – 4:31 – 4:41 – 4:23 – 4:25

 

日比谷を通過し品川へ向かう。

意識的にペースは抑え気味。

反対の車線には折り返してきたトップランナーの集団が来た。

凄い迫力!

しばらくすると女子のトップがアスリートのオーラを放ちながら通過。

男子と女子、同時にワールドクラスの走りを間近に、しかも走りながら見ているという…

何なんだこの贅沢感は!(´∀`)

折り返してくるランナーも見たいけど、沿道からの「アラレちゃん!」の声援にも答えなければならない。

幸せな悩み(笑)

マメはもう完全に出来上がっていたけど気にしない!

 

026

仲間の応援もあったり、痛みを忘れさせてくれる楽しい要素が盛り沢山でありがたい。

ザバスピットインリキッド(170kcal)を半分補給し、落としていたペースを再び4’30/km以内で走る意識に戻した。

 


【15~20km】 23:01 (1:35:31)
4:40 – 4:29 – 4:26 – 4:37 – 4:30

 

品川を折り返すと予想通り向かい風。

なかなか手強い風だけど、普段の無防備に受ける荒川河川敷の風に比べれば、他のランナーや沿道の方が壁になっているので遥かに楽に感じる。

ここはランナーの後ろについて風をやり過ごそう!と実行してみたところであることに気がついた。

ペースが合わない…

トイレで時間を使ってしまったため同じペースで走るランナーに置いて行かれてしまったようだ。

周りと同じペースで走っていたら目標の達成はない。

そして、終盤で周りのペースが落ちても自分は落としてはいけない。

つまり、ゴールまで他のランナーを抜かし続けるしかない!

トイレに寄ったことで苦しいレース展開を強いられることになってしまった。

しかし足のマメも含めてこれらは全ては自分で起こしてしまったこと。

やるべきことはただひとつ!

4’30/kmを死守する!

 

なんて、必死に気持ちを奮い立たせようとしていたけど、内心では絶対にそんなの出来るわけないよなぁって思っていた。

向かい風でペースも上がらないし。

そんな前半戦だった。

 

東京マラソン2013【後半編】

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