古い話でごめんなさい。
一昨年の事だけどフルのレースは記録に残しておきたいので、今更ですが自分のために書き残しておきます。
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2009年の初フルから5年連続でつくばを走り、2014大田原、2015さいたま国際を経て出戻りでつくば。
自分の中で11月はフルマラソンの月と何となく決まっていて、さいたまが値上がりしてしまったことでエントリーを躊躇し、他を考えていたところで、まだ経験していないつくばの新コースに興味が湧いたのがエントリーの理由。
これが2016年の月間走行距離だ。
この年が一番走れていない時。(今後これを下回る事がないようにしたい。)
しかし、少ないながらも走ることを継続しているのは唯一誇れるところなのである。(ジガジサン!)
当然タイムを狙えるような状態ではないので、気持ちの高ぶりもなく、当日会場への到着はぎりぎりになってしまった。
急いで着替えをして荷物を預け、トイレ(大)を並んでいる時にウェーブスタートの最初の組がスタートした。
トイレは1個室につき1列並ぶようになっていて、後ろで待っている人の見えない圧に負けて、個室には入ったものの結局目的を果たすことは出来なかった。
全てのマラソン大会運営者に僕は訴えたい。
個室ごとに並ぶスタイルはダメだ!あれは絶対にダメだ!!
小だけを済ませ、小走りでスタート地点へ。
向かっている途中で自分のグループの号砲(放送だったかな?)が聞こえた。
間違えて違うブロックに並んでしまったりしつつ、やっとスタート地点にたどり着いた時にはグループの最終ランナーがスタートゲートをくぐるところだった。
そんなこんなでDブロックの最後尾からスタート。
ゼッケンはCブロックだったんだけど、とてもそんな中に混じって走れるような状態ではなかったのでこれはこれで良かった。
しかし、トイレからスタートまで走ってしまったのは余計だった(笑)
集団の最後に加わり周りのペースに合わせて進む。
日常のしがらみみたいなものから解き放たれ、これから好きなだけ走れるんだと思うととても気分が良かった。
普段はキロ6で息切れしていたのに、キロ6分を切っても余裕を持って走れていることに更に気分が良くなった。
ブログのコメントだったかな?ジョギンガーさんが5kmと35kmで応援することを伝えてくれていた。
スタート前にはponkoさんが市役所のあたりで応援する予定だと連絡をくれていた。
市役所ってどこだ(笑)
5km地点。ジョギジョギ心の中でつぶやきながら走っていると青一色の大応援団が見えてきた。
ブログ村の方々だった。
その中にジョギンガーさんがジョギっていた。
お久し振りな方もたくさん見えて僕の心もジョギった。
この日は初代チーム75Tシャツを着ていた。
何度かランナーの方から声をかけてもらった。
森脇健児陸上部Tシャツでは声をかけてもらったことはないのに、チーム75の知名度ってすごいな。
その中の一人にプーさんがいた。
プーさんの中の人、だれやねんさんとはじめましてのご挨拶。
しばらく話しながら並走させてもらったけど、その力強い走りにはとてもついていけそうになかったので先に行ってもらった。
ちなみにだれやねんさんもトイレロスでスタートに間に合わなかったらしい。
この日に履いていたのはターサージール2。
激安で売っていたのをたまたま見つけて、今の走力には全く合わないのはわかっていたけどつい買ってしまったものだった。
買っては見たもののやはり出番は少なく、ほとんど履いていない状態。
フルマラソンはなるべく新しいシューズで走りたい派の僕はうっかりこのシューズを選んでしまった。
そしてこの選択は完全に間違いだった。
10kmで足裏が痛くなった。
一歩一歩、着地のたびに痛みが走る。
後半歩きまくる自分の姿が容易に想像できた。
タイムにこだわりはないし、歩いても構わないと思っていたけど、歩くとゴールまで大幅に時間がかかってしまう。
僕にはなるべく早くゴールしてやりたいことがあった。
そう、僕は早くビールが飲みたい!!
ただただ完走後のビールが飲みたいだけなのだ!!
何も考えずに気の向くままに走っていたけれど、ここで急遽目標を定めることにした。
目標がないと後半の歩きたい誘惑に勝てないと思ったからだ。
その頃は大体5’40/kmを切るぐらいのペースで巡航していた。
このペースで行った場合のゴールタイムを頭の中で計算してみる。すると4時間ぐらいだということがわかった。
恥ずかしながらこの時の僕は具体的なサブ4ペースというものを知らなかった。
良いのか悪いのか、今ではサブ4について職人と自称するほど詳しくなっている(笑)
サブ4への戦いが始まった。
これが僕のサブ4ストーリーの始まり。
つづく
昔の事をよくそんなに詳しく憶えてるな、と思われるかもしれないから付け加えておくと、何度もレポを書こうと思ってレースを思い返していたから書けるのです。
書き始めるのに2年もかかったよ!(笑)
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